【MELIAMANNAの菜園 vol.6】アンデスレッドの収穫

2024/06/02 2024/08/11 ジャガイモ

はじめに

サイトを見に来てくれたみなさん、こんにちは!
MELIAMANNA(メリアマナ)代表の有吉です。

MELIAMANNAとは、大学院で植物を学んだ代表が”衣食住”に植物を取り入れた暮らしを楽しみ、探求することをテーマとして活動しているサイトです。


今回の記事は、【MELIAMANNAの菜園 vol.6】。自然栽培への取り組みを記録している連載です。

2024年6月2日にアンデスレッドの収穫を行なったので、その様子を報告していきますね。この連載、なかなかボリューミーな記事が続いていましたが、この日の作業はほとんどアンデスレッドの収穫のみだったので、たまにはパパッと切り上げてみようと思いまーす。俺もたまにはラクしないとね!

この日の気候と暦

この日は8時ぐらいから親戚一同が集合し、まずは親戚宅のツツジやらなんやらの剪定を行ないました。長いこと放置されすぎてボッッッッッッサボサだったんでね! ちゃんとお手入れしてあげた後はやっぱり、とってもスッキリしました!

この6月2日ですが、3日後の6月5日には芒種(ぼうしゅ)がやってきます。芒種の頃は、ここ福岡ではもういつでも梅雨入りしていい時期ですが、天気予報はずっと晴れ続きで、まだまだその予感はありません。庭にぽつんと咲いた紫陽花が、雨を心待ちにしているように見えました。紫陽花と雨って、なんだか仲の良いペアな感じがしませんか? というかそれにしても今年は本当に晴れが続くなー。そして週末だけピンポイントで雨が降る。

芒種と聞くと、沖縄を離れてから2年目に突入する今になっても、沖縄は小満芒種(すーまんぼーすー)の頃でドッサリと雨が降って蒸し風呂状態なんだろうなーとか、そういうことを考えてしまう。考えてしまうってことは、やっぱりどこか後ろ髪を引かれる思いがあったんだろうか、みたいなことも考える。俺の髪の毛は湿度でハネやすいからそれでちょっとブルーになりながらも、亜熱帯の大地に雨が染み入る時の匂いや、深い雨と木々の樹皮が抱き合った時の匂い、時折の爽快な晴れ間が運んでくる夏の匂いを楽しんでいたスーマンボースーの時期が、本当に好きだったな。

現状のおさらいと種まきの計画

上の図は【MELIAMANNAの菜園 vol.5】で載せた2024年5月19日時点での作付状況ですが、今回は左側スペースのアンデスレッドを収穫します。また5月の下旬ごろから適宜収穫をしていたスナップエンドウですが、もうそろそろ莢の数が少なくなってきたのと、次に植える夏野菜の準備をしたいので、本日を最終収穫と片付けの日にしたいと思います。

では実際の作業風景へ!

ジャガイモ (アンデスレッド) の収穫

ジャガイモの様子と、収穫時期について

今季の春作は「アンデスレッド」「名前忘れた」の2種のジャガイモを植えていますが、「アンデスレッド」のみ地上部の茎葉が枯れて収穫適期を迎えていました。ですので本日収穫するのは「アンデスレッド」のみ。「名前忘れた」はまだまだ茎葉が青々しく、収穫まではあと1~2週間程度かかるでしょうか。どちらの品種も全く同じタイミングで植え付けていますが、こうして品種ごとに収穫時期に差が出るのは面白いことですね。

収穫したアンデスレッド

そして皆でビニールマルチをベリっと剥がし、シャベルを使ってアンデスレッドを掘り返しました。

収穫したアンデスレッドはこちら!

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サイズ感は、一番大きいもので直径8cmくらい。だけど直径3~4cmくらいのサイズが多かったですね。

元々そんなに大きいサイズの品種ではないと思うのでこんな感じかな〜とも思いますが、欲を言ってしまえば、大きいサイズの割合がもうちょっと高ければな…。

とはいえアンデスレッドを栽培するのは初めてのこと。カゴいっぱいに収穫できたことに感謝しよう! 次回のジャガイモの植え付けは来季の春作になると思いますが(あるいは秋作で作るかも?)、それまでに「どうすれば安定して大きいサイズを作れるか?」というテーマでも学びを深めていきたいなと思いました。

また今後は数年単位で、ジャガイモの各品種についても理解を深めたり、実際に色々な品種を栽培してみたりして、栽培期間的にも菜園の土壌環境的にも、どのような特性を持つ品種が最も適しているかを探っていきたいなと思いました。

スナップエンドウの最終収穫

アンデスレッドの収穫に満足してしまって写真は撮り忘れましたが、スナップエンドウの最終収穫も行ないました。いろいろ用事もあって1週間以上収穫できていなかったので、莢がゴワゴワになり、中の豆はグリーンピースぐらい肥大化してしまっているものも多くありました。完璧なる獲り遅れです。

2024年は、5月19日に初収穫をして6月2日を最終収穫にしたので、約2週間収穫できたことになりますね。少ないながらもまだこれから莢ができてきそうな様子はあったのですが、やはり収穫のピークは過ぎたのと、次に植える夏野菜の準備もしたかったので、今日限りで片付けることにしました。

栽培してみた感想はこんな感じ。
・甘くて、食感はパリッとしてて、めっちゃ美味かった!
・収穫適期が2~5日と短いので、かなり頻繁に収穫しないと余裕で獲り遅れ、固くなって味が落ちる。
・今回は2~3月播種、4~6月に収穫する春播き栽培を行なったが、10~11月播種、翌年3~6月に収穫する秋播き栽培の方が、早めに収穫できて次の夏野菜へとスムーズに繋げられそう。

とにかくめっちゃ美味しかったので、栽培時期を改善しながら来年も育ててみたいなと思いました。そして今年は余っていたF1の種子を使いましたが、来年は固定種の種を利用して種取りまですることを目標にします!

現在の作付状況と、今後の予定

◎作付状況
作付状況は上の図の通りです。今回アンデスレッドとスナップエンドウを収穫したので、春作で使っていた左側のスペースが大きく空きました。


◎今後の予定
・ジャガイモ(名前忘れた)の収穫(6月中旬ごろ)
・左側の空いたスペースに、夏野菜の種まき(6月中旬までに)

梅雨がやってきて作業ができなくなる前にパパッと終わらせてしまいたいところですね。


それでは今回の記事はこれにておしまい!ありがとうございました!

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