【天下巡礼 2018年タイ編 vol.5】再・バンコク

2023/06/03 2024/04/10 タイ

天下巡礼 2018年タイ編

サイトを見に来てくれたみなさま、こんにちは!
MELIAMANNA(メリアマナ)代表の有吉です。

MELIAMANNAとは、大学院で植物学について学んだ代表が、衣食住に植物を取り入れた暮らしを追求すことをテーマとして活動しているサイトです。


今回の記事は【天下巡礼 2018年タイ編 vol.5】

この【天下巡礼】と題したシリーズは、MELIAMANNA(メリアマナ)の自己紹介という記事の続きとして、自分というものを大きく構成している旅の経験について大きく掘り下げてみる試みです。

前回の記事【天下巡礼 2018年タイ編 vol.4】続・パーイでは、今回の旅の目的地だったパーイの町に引き続き滞在し、ゆっくりとした時間の流れに身を任せながら何もない日々を過ごしたり、パーイというタイの僻地で日本人の旅人と友達になった時の様子について、パソコンの奥に眠っていた当時の旅行記を掘り起こしながら書いてみました。

そして今回のvol.5は、【天下巡礼 タイ編】の最終章。ゆったりとしていたパーイの町から離れて一気に南下し、活気に満ちたバンコクに再び戻った時のお話です。タイの旅の最終日。バンコクでしっかりと食い倒れております。

前回と同じく、分かりにくくて伝わりづらい箇所についてはカッコ書きで補足を加えておくことにしますね。

それでは【天下巡礼 2018年タイ編 vol.5】再・バンコク、スタートです!

せわしないバンコクでの楽しみ (2018/03/17 朝)

(記事のしょっぱなからいきなり失礼! 前回の記事でパーイに居る時点で、日付は2018年03月12日。そして今回の記事でバンコクに戻ってきているのは2018年03月17日。当時の俺、だいぶ旅行記をつけるのをサボっていますね〜。ま、理想郷のようなパーイの町で暮らしていたら無理もないです。ということで、パーイの町での色んな思い出は自分の中だけにしまっておいて、今回は沖縄に帰国するべく、パーイ→チェンマイ→バンコクと一気に南下し、最終日にバンコクの街をうろちょろした時の様子になります。チェンマイ→バンコクの寝台列車での目覚めの瞬間から、いざスタート!!)

朝7時、目が覚めると、外の世界には立派な建物がちらほらと増えてきていて、もうバンコク周辺まで来ていることが分かった。今日はタイ最終日、つまり旅の最終日。田舎でボケーっとしていた時間がほとんどではあったけど、くっそ旨いタイ料理などを身体にぶちこみ、うまい空気を気のゆくままに吸い込み、なぜか柄にも無くカフェに通ってみたり、なんのボーダーも感じずに旅人たちと言葉を交わし合うことができて、後ろ髪を引かれる思いなんてこれっぽっちも感じなかった。

クソ寒い寝台列車の中でブルブルと震えながら、昨日チェンマイで買ったよーわからん味のバナナチップスをバリバリと口に運びつつ、窓ガラス越しに外をぼーっと眺める。今日も蒸し暑そうだ。

それからいっとき経つと、列車の乗務員がマットレスを片付けに来てくれた。これは毎朝の恒例行事みたいで、乗務員は当たり前のように慣れた手つきで、いや、職人的とさえも言えるような手つきでマットレスを片付け、乗客たちはその動作をじっと眺める。昨夜のベッドメイクの作業、そして今日の片付けの作業は、どちらとも神がかった手つきでめちゃめちゃ感動した。どうも、多分またいつかお世話になりそう。

列車の蛇口から出てくる白く濁った水で歯磨きを済ませ、垂れ流しの便器でトイレを済ませると、いよいよファランポーン駅に帰還。駅内の地図がバチっと頭に残っていたのもあって、どこか我が物顔で、一直線に迷うことなく荷物預かり所に向かった。よし、身軽になってもう一度、バンコクの街を探検してやるぜー。そして初日に荷物を預けた時は80THBとられたのに、今回はなぜか60THB。おお!ラッキー!!と心の中で大喜びしながらも、荷物のサイズを目視で測り、そして誤差が生まれちゃうタイ人の超テキトーさに苦笑いした。日本でこんなシチュエーションがあったら、もちろんきっちりメジャーで測られるんだろーなー。ね、もっともっと、テキトーに生きてもいいんだよな、と思った。

身軽になると早速、じめっとしているのかカラッと晴れているのか分からない黒煙まみれのバンコクの街へ繰り出して、いっぱいの車をすり抜けながら道路を渡るアトラクションを思う存分楽しみながら、またもやファランポーン駅近くの中華街の方に向かって歩を進めた。

今日は珍しく、というか残された時間がないからしょうがなく、どこに行って何をしたい、といういつもはほとんど考えもしないようなことを、寝台列車の中で予めキッチリ決めていた。時間が超限られて、尚且つその中でやりたいことが山ほどある状況に置かれると、ヒトって変わるもんなんだな。

そして、そんなバンコクでの予定はこんな感じ。
①カオマンガイを食うこと(タイ北部のチェンマイやパーイは麺文化。初日の空港以来カオマンガイ食べれてなかった!)
②UBER TAXI 使ってみること
③ワット・ポーで仏教を感じてみること
④カオサン通りで虫をかじってみること!!!

これを20時ぐらいまでに全部やんなくちゃいけない。つまり、残りの時間は約12時間。普段ならこのくらいのことは余裕でこなせられるんだけど、何せ前日までパーイという天国で、ガラッガラのスケジュールで行動していた身。鈍った腰はなかなか上がらず、足取りは鉛のよう。首からぶら下げた一眼レフの重みがいつもの倍ほどに感じられる中、まずはカオマンガイが食える屋台を探しながら、相変わらずごちゃごちゃとした雰囲気の中華街をとぼとぼとあてもなく歩きまわる。

朝っぱらから重そうな荷物を担いでいる人たちや、はたまた、なぜだか道の隅っこで銅像のように座り込んでいる人たちを横目に見ながら、現地人だらけの狭い路地を歩いていると、食欲を一気に駆り立てるカオマンガイの垂れ幕を下げた露店が!! 現地人も5, 6人ほど入っているのをきちんと確認し、露店のおばちゃんに向かって垂れ幕を指差し、これ食いたい!と伝える。さすがに現地的な屋台すぎたのか、座っていた子供からの視線がすごかったけど、こんな路地の奥の方の、陽の当たらないような場所にどしっと構えているような、そんな飯屋が美味いことには随分前から気づいている。

路地の写真をパチパチと撮りながら待っていると、一瞬のうちに、待ちに待ったカオマンガイが出てきた。待ってましたと言わんばかりに、香辛料のパンチが効いたソースをかけ、一目散にがっついた。

何しろ、本場のカオマンガイを食べてみたくてタイに来たというのもあるのに、旅の期間のほとんどを過ごしたチェンマイやパーイといった北部では、いっこうにそれを出してくれる店に巡り合えなかった。もしや、カオマンガイは南部料理なのかな?? とか思いながら北部料理のパッタイでずっと腹を満たしていた。言うまでもなく、パッタイも極上なんだけど。ずっとカオマンガイに出会えなかったこの鬱憤を晴らすような思いで食べていると、マジで感動するぐらいうまかった。またタイを訪れた時はもう一度この店に来たい、とは思ってみたけれど、ほぼ道に迷ったようなカタチでたどり着いたこの露店。次来た時にたどり着ける自信がこれっぽっちもない。

大満足の朝食を済ませたあとは、GoogleMapに全力で頼りながら迷路のような中華街を抜け出し、次の目的地であるワット・ポーに向かう。灼熱地獄だったから何か乗り物に乗ろうかとも考えたけど、中華街からワット・ポーまではそれほど距離があるわけでもないし、なにしろせっかくタイまで来ているんだ、ゆっくりと隈なく街を凝視してやろうとの思いで歩いて行くことに決めた。バンコクの街並みが放つ、あのなんとも言い難い独特なオーラを写真に収めながら、また、目の前に現れた市場の中を片っ端から探検しながらワット・ポーへ向かって歩みを進めた。

あとで気づいたんだけど、どうやら俺は市場を見つけると毎回、奥へ奥へと入り込んでみたくなる気持ちを抑えることができなくなるみたい。何でかは、自分でもよくわからない。けど、意識的に脳から体へ向かって指令を送る前から、勝手に体が市場の入り口の方に向かって動き出しているんだ。いわば、反射に近いようなものかもしれない。そうだ、前に友達と行った韓国でも、かなりの時間を市場で飯食いながら一緒に過ごしたし、沖縄の牧志公設市場なんて最高で、奥へ進む他に選択肢が見当たらない。

この時バンコクで見つけた市場は、たいした名前もないような、道幅はおおよそ両手を横いっぱいに広げた幅ぐらいのボロくて小さな市場だったけど、興味津々で中を探検してみると、そんな狭い道幅をチリンチリンいわせながらチャリで爆走するおっちゃんが居れば、茶碗片手に飯を食いながらうろちょろしているおばちゃんも居て、はたまたここでも、なぜかボケーーっと端っこに座っているおっちゃんが居る。しまいには、10kgぐらいはありそうな大きな生の肉の塊がボンッとテキトーーに置かれていて、もちろんその赤い塊にはハエが何匹も寄ってたかっていて、この光景に対しておいおいと苦笑いしながらも、こんな異様な世界になんの抵抗も感じずに引きずり込まれて行く自分がいて、なんだかとっても興味深かった。

「やっぱバイクでメット被らないんだ〜」「やっぱトゥクトゥクいっぱいあるんだ〜」みたいな定番の異文化ももちろん面白いんだけど、その一方で「ボケーっとしとるおっちゃん多いよな」「こんな暑いのに肉外に置くんだ」みたいな細かい異文化は、お誂え向きの観光地じゃなくて、人々がリラックスして生活してるような場所じゃないと体験できないと思うから、こんな暑い中でもちょこちょこと地場を歩き回る価値はあった!と思った。

それにしても、道端でボケーーーっとしているおっちゃん達は一体何者なんだろうか。リタイアしたあと猛烈な虚無感に襲われているんだろうか、それともただただ暇を持て余しているだけだろうか、みたいな妄想が膨らみまくる。いつか話しかけて聞いてみたいな。そのために、タイ語でも勉強する??

こうして寄り道を繰り返しながら進んで行くと、案外あっという間にワット・ポーにたどり着いた。大型の観光バスや、観光客の集団でうじゃうじゃな “THE 観光地”の雰囲気で、強烈な場違い感に真正面から襲われたけれど、まあたまにはこういった場所もいいかと思い込み、繊細な装飾が施されたゲートから敷地内に足を踏み入れた。こんな風に文句に近いようなことをうだうだと考えていたけど、いざ中へと入ってみると、仏教が持つ華美さやその芸術性に圧倒されまくり。あるものにはじーっと見入り、あるものにはシャッターを切りまくり…。つまり、超どハマりだった。けど、このワット・ポーに限っては、言葉であれこれ言うのはやめておく。宗教のアートを文字なんかで説明するのは、もったいなさすぎる。

ワット・ポーで時間を忘れて夢中になっていたらとっくにお昼の時間は過ぎ去ってしまっていて、半端ない空腹を感じながら最後の目的地、カオサン通りに向かって歩き始めた。たいした距離じゃないのに、空腹と刺されるような暑さのせいか、いつまでたってもバックパッカーの聖地にたどり着ける気がしない。干からびてしまいそうな気温の中、一瞬でぬるくなってしまったペットボトルの水をちょっと虚しい気持ちで飲みながら歩く。

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聖地カオサン (2018/03/17 夜)

気合を入れて歩いていると、道端にちらほらと露店などが増え始めた。さあ、カオサン。とりあえず何も考えずにメインストリートを通り抜けてみる。印象は、どこにでもある土産Tシャツやゾウさん柄のパンツを売っているような店と、少しシャレたレストランが乱雑しているような、そんな印象だった。大雑把に見た限りそこまで惹きつけられつような場所は無くて、端から端まで行くのに5分くらいしかかからなかった。けれど、ここは夜の場所と聞いていたから、まあしょうがない。陽が落ちて賑わうまでは、カオサン周辺をふらつくことに決めた。

カオサン周辺には、メインストリートとはまた違った趣のストリートがいくつかあって、そっちの方がどこか控えめというか、THE観光向け、みたいな感じがあまり無くて、俺は言わずとも、メインから外れた方の通りに惹きつけられていった。はじめに、カオサン通りの1本隣のストリートに入ったけど、そこは道幅が狭くて、良い感じのレストランがひしめき合っていた。そうだ腹が減っていたんだ、と思い出して、目についたレストランのエントランスに置いてあるメニューを片っ端から捲っていき、安くて美味しそうなところに転がり込む。メニューが多すぎて色々迷った挙句、いつもの流れでパッタイを注文。ここのパッタイも本当に美味しくて、クソ暑い中歩き回った疲れが一気に飛んでいった。それから、クーラーの効いたレストランでグダグダ時間を潰したあと、日が暮れるまでまだまだ時間があったから、周辺を探索するために腰を上げた。

次に行った場所は、なんというか ”コの字型” になっているストリート。道幅はさっきまでいたストリートよりも狭くて、死ぬほど美味そうな露店が大雑把に並んでいたり、賑わっているオトナな雰囲気のレストランがたくさんあったりして、見て回った中ではカオサン周辺で一番お気に入りの場所だった。今度は、直感でビビッと来た露店に駆け込み、炒飯を注文する。これも死ぬほど旨かった。タイに来てからずっと疑問だったけど、何でタイの炒飯はあんなにもレベルが高いの? 炒飯って中国発祥じゃないの?? けれど、中華屋で食べるそれとは味の雰囲気が全然違う。中国から炒飯文化が下ってきて、タイの文化と混ざり合ったとか?

お腹が満たされると元気が出て来て、もう少し裏通りをふらつき回ったあと、カオサン通りに戻って来た。至る所で爆音の音楽が流れ始め、いよいよという雰囲気になって来た。通りに繰り出してみると、パッタイとかガイヤーンみたいなタイ料理や、マンゴーとかドリアンみたいなフルーツを出す屋台がぽつぽつと準備を始めていた。そして大好きになったガイヤーンを片手に歩いていると、あああ!虫の屋台発見! 興味津々に近づいて行って見てみたんだけど、初めて目にした虫の素揚げの映像はあまりにも衝撃が強すぎて、パッと見ただけで通り過ぎてしまった。うわ〜〜カエルとかミルワームとかコオロギとかがうじゃうじゃいた。俺、あれを食いたかったのか〜と思うと少し抵抗が出てきた。

気晴らしに、またガイヤーンを買って、頬張りながら歩いていると、虫のラインナップの中でいっっちばんインパクトあったタガメの姿がフラッシュバック…。それでも、好奇心の方が虫のインパクトに余裕で勝り、再び虫屋台を探しているとすぐに見つかった。

実際夜のカオサンを歩いてみてびっくりしたのが、虫屋台の数が異様に多いこと多いこと。それほど需要がないだろうし、陰の方でひっそりとやっているのかと思いきや、道のど真ん中で、しかも100mおきぐらいに虫屋台が散在していた。その甲斐あって見つけるのには全く苦労せず、人生初、昆虫食トライ!! さっき書いた通り、ラインナップはカエル・ミルワーム・タガメ・コオロギ・サソリ….などなど。ざっと10種類くらいの素揚げにされた昆虫・両生類が並んでいた。何にしようか悩んだ挙句、なんかいちばん無難そうなコオロギにした。何でいちばん無難かと思ったかなんて、そんなものはよく分からない。素揚げのコオロギは、小さなプラスチックパックに詰めてられてから、霧吹きのようなものでよくわからん調味料を吹き付けられ、80THB。値切って60THB。60THBであっさりと了解したところを見ると、まだかなりぼったくってるのかもね。

コオロギがびっしり詰まったパックを受け取ったはいいものの、素揚げにされたコオロギを手に持っているという事実が、あまりにも体に馴染まない。猛烈な異物感。どうしていいかわからずに、とりあえず歩く。少し座れるようなところを探して。コオロギをつまみながらほっつき歩くって変だよな。そしてこの異物に身体が拒否反応を示さなくなったところで、恐る恐る爪楊枝でコオロギの胴体を突き刺し、口に入れてみた。お味はというと、エビ。ちょっと癖のある桜エビみたいな。感想は以上ww TVなんかでよくみる感想しかでてこない。しかし味はエビとはいっても、見た目はかなりインパクトがあるから、やっぱり完全に払い除けることができない、異物感。タガメ選ばなくてよかったかも〜ww ただ、しばらくすると見た目のインパクトに慣れてきて、パクパクと口に運べるようになった。余裕、全然いける。桜エビみたいな要領で、コオロギが冷奴に乗っけられた絵面や、炒飯の中に入っている絵面が頭に浮かんでくる。多分、エビは幼い頃から食卓に出てきていたから抵抗がないのであって、改まって凝視してみると、かなりヤバイ見た目をしているな〜なんて。

そして最後に、口の中に残ったコオロギのなんとも言えない後味をマンゴーでごまかしてから、帰路に着いた。コオロギは食えないことはなかったけど、主食レベルになるとやっぱりノイローゼかもしれないww

カオサン通りの入り口まで戻ってから、出発前からスマホにダウンロードしておいたUBER TAXIのアプリを開いて、超興奮しながら流しのタクシーを呼びつける。現在地を見てタクシーが来てくれるって、そんな便利なことあるかよ! 特に、土地勘がなくて、現在地の説明がよくできない場所ではすげー助かる。5分くらい待っていると、近づいて来た1台のタクシーがクラクションを鳴らした。それから、目的地のファランポーン駅の名を告げ、特に問題もなく駅まで到着。乗り物に乗る際は交渉が当たり前の東南アジアでは、その煩わしさがないUBERはめちゃくちゃ助かると思った。お釣りをごまかしてきた、みたいなお金絡みのトラブルもよく聞くから、そんな面倒なトラブルからフリーになるのはめちゃくちゃ良いこと。

実はさっきのカオサン通りでも、買い物しようと思ってふと100バーツ札をポケットから引っ張り出した瞬間、車椅子に乗った物乞いがニヤニヤしながら後ろから腕を掴んでくるる、みたいなことがあった。腕を振り払って何もなかったかのようにそのまま歩いたけれど、やっぱ現金を出したり見られたりするだけでアブナイんだなーと、身をもって体験できた。

そういう意味でも、その場でお金をやりとりしないUBERは超革新的なサービスだと思った。アメリカなんかでは、ドライバーに至らん奴が多くて問題になっていたりもするけれど、だからと言って一気に規制しているようじゃ、便利な世界にはならないよな、日本。タイに来て、ほんの一瞬ではあったけど、革新的なサービスが野放しで試され、成長している瞬間を体験できて本当に満足した。あとは、現在地表示のタイムラグがなくなれば、最高です。

ということで、バンコクでの4つの予定をしっかりこなし、大満足。MRTを我が物で乗りこなしながら、あっという間にスワンナプーム空港へ。ホッと息つく間もなくチェックイン、出国を済ませ、沖縄まで帰還。

日本の圧の強いシャワーを浴びて、限界まで寝たい。

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さいごに

これにて【天下巡礼 2018年タイ編】終了です!!!
こんなにもながーーーい旅行記を最後まで読んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました! 物数奇ですね!

そして旅行記を読み返してみて、植物が大好きになった今の俺が思うことは「当時の俺、チャトゥチャック市場行っとけよバカチーン!!」ということ! チャトゥチャック市場(Google Map)とは、バンコクの中心地にどしんと構える世界最大面積を誇るとも言われる市場で、ありとあらゆるモノが手に入る場所です。

そんな世界の全てが手に入るチャトゥチャック市場にはもちろん植物も売られていて、フラワー市場のGoogle Mapの写真をざっと眺めただけでも、ビカクシダ・サンセベリア・アデニウム・サボテン・多肉植物・タンクブロメリア・アグラオネマ・シンゴニウム・カラジューム・アンスリウム・アロカシア・クワズイモ・コチョウラン・ゴムの木・エアプランツ・モンステラ・オオタニワタリ・ベゴニア・クロトン・ザミオクルカス・ハイビスカス・スイレン・バラ・アガベ・ソテツなどなどなどなどなどなどなど、いろーーーんな植物がある場所だと分かります。

それにですよ。少し英会話(もしくはタイ会話?)の能力は必要になるかもしれませんが、植物の根っこから土を落としてもらって、ちょちょいと書類を作成しさえすればスーツケースなんかに入れて日本まで持って帰ってくることもできちゃうわけです。なんと!夢のような場所でしょう!!行かねば損損!!(持ち帰りたい植物がワシントン条約に引っかからないかだけ、要注意!)

熱帯気候で、植物の生産者がたくさんいるタイならではの光景ですね。いやーーー、それにしても羨ましい、熱帯。もし生産者に転身するようなことがあれば、タイに移住することをここに誓います。


ということで、また次回タイまで行くことがあれば、その時は植物をお目当てに四方八方走り回ることになるでしょうから(Changビールも飲みたい!)、次のタイ編の旅行記では、植物にまみれた写真をお見せすることができるでしょう! その時まで、乞うご期待くださいませ。

そして【天下巡礼】シリーズですが、次回はインドネシア編です!! それは2018年の夏のこと、ご縁があって知り合った現地のガイドの方に熱帯雨林を案内してもらうことを目的に、スマトラ島まで飛んで行った時の様子を、当時の写真を引っ張り出しながら書いてみたいと思います。

では、次回のシリーズもお楽しみに!!

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